からだもおどるシフォンケーキ!
Category : そとでおしごと
ときが経つのははやいものですね・・・。
ゴールデンウィークもすっかり遠い昔でございます。
いえ、遊んでたわけじゃないですよ。
ちゃんと、おしごとしてました。
ええ、巣穴にこもって。
Bien Faitの入稿もひととおり終わり、後は最終の校正を残すのみ!
さてさて、巣ごもりまっ只中な4月21日。←1ヶ月も前だよっていうツッコミはナシで
制作に加わらせていただきましたお菓子の本のプレス発表会におじゃましました。
コレは大々的にお知らせしなくては!!!
というワケで、食べて取材してきました。
舞台はおしゃれな淑女とすてきな殿方が集う代官山のパティスリー
IL PLEUT SUR LA SEINE
このお菓子屋さんはクマが10年以上前からファンだったフランス菓子のお店です。
素材とその配合、そしてツールに至るまで、すべてにこだわりを持っています。
そしてこだわるが故・・・なんと出版部まで作ってしまったのだそうです。
そんな憧れのお店のおしごとが実現したのは、とある偶然。
実は編集の中村さんとクマは手芸部のお仲間なんです。
おそるべし、手芸部ねっとわーく!
昨年12月の撮影開始から、いろんな苦労(?)をのりこえて、ついにプレス発表会!
今回は試食のほか、ご出席の方々に実際に作っていただいて、
その素晴らしさを体感していただこうという壮大な内容。
それではレポートすたーと!
まずはボス・弓田先生のごあいさつから。
次に深堀紀子先生のごあいさつと
デモンストレーション開始!
今日も笑顔がステキ!
続いてご参加のみなさまが制作!
2人1組で分担して作ります。
どうかなどうかな? テキストは分かりやすいかな?
まずは卵黄の撹拌と卵白の泡立て。
ストップウォッチをガイドに時間を測って
ハンドミキサーを使います。
卵黄チームと卵白チームに
ちょっと時間のズレがありますが、
卵白の泡立てをゆっくりにしながら調整。
卵黄のコンディションがベストになるまで待機します。
次に卵黄と卵白を混ぜ合わせます。
一気に入れるときれいに混ざらないので、
卵黄に卵白をちょいと入れ、
卵白の状態に近付けてから混ぜ合わせます。
泡をつぶさないように・・・
卵さんたちが美しく合体したら、
粉を数回に分けて入れながら混ぜます。
「混ぜる」とひとくちに言っても、その方法はいろいろ。
プロセスやツールによって、効果的・効率的な混ぜ方が違うんですよ。
卵さんたちを合体させるときは、
ホイッパーですくい上げるように。
ぐるぐるかき混ぜてはいけません。
粉を混ぜるときはエキュモアールを垂直にして手前に引きます。
底に平行してすくい上げてしまうと、泡が潰れてしまいます。
ゴムべらの使い方にもポイントがアリ。
ボウルの側面に丸い部分を添わせて
手前に引き寄せます。
(・・・で、いいんですよね?)
さて、エキュモワールというナゾのツール。
フランス語では「泡すくい」というものだそうです。
これはイルプルーのオリジナルツール。
泡を潰さないように混ぜるために開発されたものです。
コレです。
まん中のフライ返しのようなもの。
お菓子づくりに命をかけるみなさま、
必携アイテムですよ!!
みなさまのシフォンケーキづくりもいよいよ終盤。
ぬ! ココに激写激写のカメラ娘が!
このシフォンケーキを完成に導いた
敏腕(?)編集者の中村さんです。
ウレシソーに写真を撮りまくり、
即プリントアウトして
みなさまのお土産にされてました。
中村さんたちのゆる~くて楽しいブログ「甘い生活」はコチラ!
本づくりの裏側から、お店のトピックスまで情報イロイロ(のはず)。
ぜひご覧くださいませ。
と、中村さんを激写してる間にケーキづくりは進んでました!
混ぜ終わった生地を型に流し込みます。
ココでポイント!
流し込んだ後に、気泡を抜くために
型をトントン打ち付けていませんか?
コレは絶対にしてはいけないこと。
せっかくのメレンゲの泡を消してしまうんですって!
・・・そりゃそうだわな・・・。
流し込んだら、即オーブンへ!!
後は焼き上がりを待ちます。
さぁ、ココでお待ちかねの
試食タ~~~~~イム!
コレはアプリコット。
そしてパッションフルーツ&マンゴー。
さわやかな甘さと酸味の合間から
卵の味わいがふんわ~り。
手前は抹茶味のシフォンケーキに
抹茶味のクリーム。
生地にもクリームにもふんだんに抹茶が使われ、
甘さの中にも落ち着いた渋みがなんとも・・・。
奥はくるみ。
シフォンのやわらかい口あたりの邪魔にならないように、
細かく刻んだくるみがたっぷり入っています。
リキュール入りのクリームがコレまた大人の味です。
そして真打ち登場!
クマ、イチ押しのシフォンケーキは“コーヒー”!!!

このコーヒーシフォンケーキ、
デコレーションはコーヒーリキュール入りのバタークリーム。
撮影中もみんなの監視をくぐり抜け、盗み食い試食をさせていただきました。
バタ-クリ-ム・・・
子グマ時代はあまり好きではありませんでした。
そのトラウマをくつがえすおいしさ!!!
バターなのに、スッと口の中で溶け、
油っこさがしつこく残りません。
その計算しつくされた配合のおかげで、
素材それぞれの味が、絶妙な調和を醸し出しているのです!
大袈裟?
いいえ! このシフォンケーキを口にすれば、誰でも詩人になるんですよっ!!
と、モリモリ10種類ものシフォンケーキを食べている間に、
みなさまのケーキが焼き上がりました。

いかがですか?
素晴らしい焼き上がりでしょう?
レシピ通りに作れば、こんなにおいしそ~なケーキができるんですよ!!
焼き上がったらすぐに逆さまに。
メレンゲベースのやわらかい生地なので、
そのまま上に向けておくと
表面が縮んで凹んでしまいます。
完全に冷めるまでがまんがまん。
ほら、簡単そうでしょ?
素材の特性やツールの使い方を正しく学べば、
誰でもおいしいお菓子が作れるんです。
もし失敗してしまったとしても、その原因をきちんと考えて正せば、
次には成功するはず!
こうして満腹で幸せな気分に浸ったクマは家路についたのでした・・・。
・・・・・肝心なことを!!!

コレがイルプル-流シフォンケーキの本!
新シフォンケーキ 心躍るおいしさ
基本のプレーンシフォンケーキの作り方が
分かりやすいプロセス写真つきで、丁寧に解説されています。
その他、フレーバーやデコレーションの違う21種類のバリエーションをご紹介。
クマのもうひとつのオススメ・紅茶のシフォンケーキや
朝食にもぴったりな甘くないハーブやチーズ味のシフォンケーキもあります。
素材やツールの解説や、Q&Aも掲載されていますよ-!
配合や焼き方など、ひとつひとつ微妙に違うルセットゥになっています。
みなさま! ぜひご覧くださいませ!!
そしてぜひ作ってみてください!
楽天でもお求めになれます。
※こちらではエキュモワールがセットになったスペシャル版も紹介されています。
また、手に入りにくい厳選されたツールや素材がそろったエピスリー@恵比寿も、ぜひのぞいてみてください。
併設のデモンストレーションルームでは多彩な講習会が開催されています。
深堀先生のシフォンケーキ講習会もありますよ!(試食つき)
お菓子づくりをきちんと学んでみたい方は、嘘と迷信のないフランス菓子・料理教室へどうぞ!
この1冊の本には、いろんな人のいろんな努力が詰まっています。
弓田先生をはじめ、深堀先生、編集部&教室のスタッフのみなさん、
制作にかかわったすべての方々へ。
本当におつかれさまでした!
そして、ありがとうございました!!!

ゴールデンウィークもすっかり遠い昔でございます。
いえ、遊んでたわけじゃないですよ。
ちゃんと、おしごとしてました。
ええ、巣穴にこもって。
Bien Faitの入稿もひととおり終わり、後は最終の校正を残すのみ!
さてさて、巣ごもりまっ只中な4月21日。←1ヶ月も前だよっていうツッコミはナシで
制作に加わらせていただきましたお菓子の本のプレス発表会におじゃましました。
コレは大々的にお知らせしなくては!!!
というワケで、
舞台はおしゃれな淑女とすてきな殿方が集う代官山のパティスリー
IL PLEUT SUR LA SEINE
このお菓子屋さんはクマが10年以上前からファンだったフランス菓子のお店です。
素材とその配合、そしてツールに至るまで、すべてにこだわりを持っています。
そしてこだわるが故・・・なんと出版部まで作ってしまったのだそうです。
そんな憧れのお店のおしごとが実現したのは、とある偶然。
実は編集の中村さんとクマは手芸部のお仲間なんです。
おそるべし、手芸部ねっとわーく!
昨年12月の撮影開始から、いろんな苦労(?)をのりこえて、ついにプレス発表会!
今回は試食のほか、ご出席の方々に実際に作っていただいて、
その素晴らしさを体感していただこうという壮大な内容。
それではレポートすたーと!


デモンストレーション開始!
今日も笑顔がステキ!
続いてご参加のみなさまが制作!
2人1組で分担して作ります。
どうかなどうかな? テキストは分かりやすいかな?

ストップウォッチをガイドに時間を測って
ハンドミキサーを使います。
卵黄チームと卵白チームに
ちょっと時間のズレがありますが、
卵白の泡立てをゆっくりにしながら調整。
卵黄のコンディションがベストになるまで待機します。

一気に入れるときれいに混ざらないので、
卵黄に卵白をちょいと入れ、
卵白の状態に近付けてから混ぜ合わせます。
泡をつぶさないように・・・

粉を数回に分けて入れながら混ぜます。
「混ぜる」とひとくちに言っても、その方法はいろいろ。
プロセスやツールによって、効果的・効率的な混ぜ方が違うんですよ。

ホイッパーですくい上げるように。
ぐるぐるかき混ぜてはいけません。
粉を混ぜるときはエキュモアールを垂直にして手前に引きます。
底に平行してすくい上げてしまうと、泡が潰れてしまいます。

ボウルの側面に丸い部分を添わせて
手前に引き寄せます。
(・・・で、いいんですよね?)
さて、エキュモワールというナゾのツール。
フランス語では「泡すくい」というものだそうです。
これはイルプルーのオリジナルツール。
泡を潰さないように混ぜるために開発されたものです。

まん中のフライ返しのようなもの。
お菓子づくりに命をかけるみなさま、
必携アイテムですよ!!
みなさまのシフォンケーキづくりもいよいよ終盤。
ぬ! ココに激写激写のカメラ娘が!

敏腕(?)編集者の中村さんです。
ウレシソーに写真を撮りまくり、
即プリントアウトして
みなさまのお土産にされてました。
中村さんたちのゆる~くて楽しいブログ「甘い生活」はコチラ!
本づくりの裏側から、お店のトピックスまで情報イロイロ(のはず)。
ぜひご覧くださいませ。
と、中村さんを激写してる間にケーキづくりは進んでました!

ココでポイント!
流し込んだ後に、気泡を抜くために
型をトントン打ち付けていませんか?
コレは絶対にしてはいけないこと。
せっかくのメレンゲの泡を消してしまうんですって!
・・・そりゃそうだわな・・・。

後は焼き上がりを待ちます。
さぁ、ココでお待ちかねの
試食タ~~~~~イム!

そしてパッションフルーツ&マンゴー。
さわやかな甘さと酸味の合間から
卵の味わいがふんわ~り。

抹茶味のクリーム。
生地にもクリームにもふんだんに抹茶が使われ、
甘さの中にも落ち着いた渋みがなんとも・・・。
奥はくるみ。
シフォンのやわらかい口あたりの邪魔にならないように、
細かく刻んだくるみがたっぷり入っています。
リキュール入りのクリームがコレまた大人の味です。
そして真打ち登場!
クマ、イチ押しのシフォンケーキは“コーヒー”!!!

このコーヒーシフォンケーキ、
デコレーションはコーヒーリキュール入りのバタークリーム。
撮影中もみんなの監視をくぐり抜け、

子グマ時代はあまり好きではありませんでした。
そのトラウマをくつがえすおいしさ!!!
バターなのに、スッと口の中で溶け、
油っこさがしつこく残りません。
その計算しつくされた配合のおかげで、
素材それぞれの味が、絶妙な調和を醸し出しているのです!
大袈裟?
いいえ! このシフォンケーキを口にすれば、誰でも詩人になるんですよっ!!
と、モリモリ10種類ものシフォンケーキを食べている間に、
みなさまのケーキが焼き上がりました。

いかがですか?
素晴らしい焼き上がりでしょう?
レシピ通りに作れば、こんなにおいしそ~なケーキができるんですよ!!

メレンゲベースのやわらかい生地なので、
そのまま上に向けておくと
表面が縮んで凹んでしまいます。
完全に冷めるまでがまんがまん。
ほら、簡単そうでしょ?
素材の特性やツールの使い方を正しく学べば、
誰でもおいしいお菓子が作れるんです。
もし失敗してしまったとしても、その原因をきちんと考えて正せば、
次には成功するはず!
こうして満腹で幸せな気分に浸ったクマは家路についたのでした・・・。
・・・・・肝心なことを!!!

コレがイルプル-流シフォンケーキの本!
新シフォンケーキ 心躍るおいしさ
基本のプレーンシフォンケーキの作り方が
分かりやすいプロセス写真つきで、丁寧に解説されています。
その他、フレーバーやデコレーションの違う21種類のバリエーションをご紹介。
クマのもうひとつのオススメ・紅茶のシフォンケーキや
朝食にもぴったりな甘くないハーブやチーズ味のシフォンケーキもあります。
素材やツールの解説や、Q&Aも掲載されていますよ-!
配合や焼き方など、ひとつひとつ微妙に違うルセットゥになっています。
みなさま! ぜひご覧くださいませ!!
そしてぜひ作ってみてください!
楽天でもお求めになれます。
※こちらではエキュモワールがセットになったスペシャル版も紹介されています。
また、手に入りにくい厳選されたツールや素材がそろったエピスリー@恵比寿も、ぜひのぞいてみてください。
併設のデモンストレーションルームでは多彩な講習会が開催されています。
深堀先生のシフォンケーキ講習会もありますよ!(試食つき)
お菓子づくりをきちんと学んでみたい方は、嘘と迷信のないフランス菓子・料理教室へどうぞ!
この1冊の本には、いろんな人のいろんな努力が詰まっています。
弓田先生をはじめ、深堀先生、編集部&教室のスタッフのみなさん、
制作にかかわったすべての方々へ。
本当におつかれさまでした!
そして、ありがとうございました!!!

スポンサーサイト